九州をやや小さくしたほどの大きさで、北回帰線が島の中央を通り、熱帯と亜熱帯が併在しているため、全般的に高温多湿の気候です。北部の台北でも6月には気温が30度を超える日が続きますが、冬は雨が多く、意外と冷え込みます。逆に南部は夏が雨季にあたり、一年を通じて最も降水量が多くなります。
台湾に来て間もない方は機構の変化とエアコンによる屋内外の気温差による身体の変調や風邪等に注意が必要です。また湿度が高い為にカビやダニが発生しやすいので、こまめに掃除をしてこれらを防ぐことが台湾での暮らしを快適にするポイントです。
■飲用水
台北では水道水を一度沸騰させた「湯冷まし」か、浄水器を通したものを飲用水として使用していますが、南部ではボトルドウォーターを購入するか、浄水器を通した水を更に沸騰させて飲用水として使用しています。いずれにしても生水は飲めません。
■交通
台湾の道路交通は左ハンドルの右側通行です。歩行時の道路温暖は左⇒右と見て確認しましょう。また、全般にドライバーの交通マナーはよくありませんので運転時や歩行の際には充分に気を付けてください。市街地での移動はタクシーをはじめバス、MRTなどの公共交通機関が豊富にあり、比較的安く頻繁に行き来しているので不自由は有りません。
■安全対策
不審者の侵入や泥棒対策として、一階入口は管理人がいるかドアが施錠されており、部屋の玄関は二重ドア、窓には鉄格子を備え付けている建物がよく見られます。しかし、これらの設備や管理人も絶対的な安全策ではありません。自分自身の身は自分で守るように心掛けてください。日頃より管理人や近隣の住人と良好な関係を持つよう努めましょう。緊急時や安全対策としても有効です。
■台湾に持ってきて重宝するもの
基本的には日本製品は何でもそろいますが、日本で購入するより高価であったり、品揃えが少なく購入が難しいものも有ります。
- タオルケット、大き目のバスタオル、肌着類
- 家庭の医学書、こたつ、ホットカーペット
- 布団乾燥機、座布団