参考

台湾のMRTを使いこなそう!安くて便利☆乗り方から注意点などを紹介!

  • 台北を東西南北に走るMRT。どこでも行ける!
  • 運賃は1度の移動で20元~30元程度。安い!
  • 飲食厳禁!駅構内&車内は飲み物もNG

■MRTとは?

routemap
MRT(新交通システム)は台北暮らしに欠かせない交通機関です。中国語では「捷運」と表記されます。

市内を縦横に走っており、本数もとても多くて便利。街歩きにはなくてはならない移動手段です。現在も延長工事が進められており、今後の発展が期待されます。

利用頻度の高い路線は淡水線、板南線、文湖線などが挙げられます。

淡水線は台北の南北を結んでおり、新店線と乗り入れています。台北車站(台北駅)や士林夜市の最寄駅である剣潭駅などを経由し淡水まで走っています。また、北投駅から新北投支線が分岐しており、北投温泉にアクセスできます。圓山駅以南は地下鉄、以北は高架鉄道となっています。

板南線は板橋と南港を結ぶ路線。途中、西門町や東區、信義新都心地区などの繁華街を通ります。文湖線は南港から内湖を経由して松山機場(空港)に至り、そのまま市内を縦断して動物園駅まで走っています。

■運行時間と運賃

運行時間はどの路線も6時~24時頃が基本です。ピーク時は3分~5分間隔で運行しています。運賃は近距離の場合は20元~30、最高区間で65元です。身長115センチ以下の児童は保護者同伴の場合は無料となります。

■チケットと悠遊カード

MRTトークン

チケットは乗車券のかわりにトークンと呼ばれる青いプラスチック製のコインを用います。トークン以外にも市内バス共通のスマートカード「悠遊カード」も市販されています。カードの購入は各駅のチャージ機やコンビニで購入できます。コンビニでの買い物にも利用できるほか、在来線である台鉄の一部区間にも利用できる便利なカードです。しかも運賃は2割引きとなるのでお得です。是非一枚もっておきたいものです。

■乗車時の注意事項

.jpg
MRTの車内や駅構内での飲食・喫煙は全面禁止されております。違反した場合には罰金を科されるのでご注意ください。その他、車内には「博愛席」と呼ばれるシルバーシートがあります。台湾では日本よりもお年寄りに席を譲る習慣が残っています。席に座った際にはよく周囲を見渡すようにしましょう。

■一日乗車券


MRTの全線が150元で乗り放題になる1日乗車券もあります。これは自動販売機ではなく窓口で購入します。デポジットが50元加算される為、発売額は200元となります。(使用後に窓口で返却すると50元が返金される)。

当日の利用が150元以上ならお得ですが、台湾の交通機関は運賃が安く、なかなか150元分使用するのは正直難しいです。

関連記事