- 台北市内は15元でほぼ行ける!
- 少々運転は荒いので注意!
- 乗り降りや運賃支払いは日本と違う!
■バス停と運賃
主要な幹線道路にはバス専用レーンが設けられており、バス停は道路の中央にあります。それ以外は道路に面してバス停が設けられています。電光掲示板も整備され、バスが来るまでの時間が表示されるバス停が多くなりました。
運賃はブロック(段)ごとに分かれており、1段が15元となっています。台北市内のほとんどのエリアは15元となっており、台北市内のほとんどのエリアは15元で行くことが出来ます。天母地区や故宮博物院など郊外へ行く場合は、基本運賃を2回合計30円を支払います。目安として、基隆河や新店渓といった河川を渡ったら、2段30元になると考えましょう。
■上車収票と下車収票
バスに乗車したらまずは運転席近くの電工掲示板に注目します。
「上車収票」と表示されていたら、それは運賃前払いを意味します。また、「下車収票」と表示されている場合は後払いです。
市内バスの場合、お釣りはもらえないので、あらかじめ小銭を用意するようにしましょう。MRTと共通のスマートカード「悠遊カード」が有ると便利です。MRTと市内バスを乗り継ぐ場合は1時間以内なら運賃が8元安くなります。
■乗車時の注意
乗車の際に注意したいのは、バスが近づいてきたら大きく手を挙げることです。この意思表示がないとバスは通りすぎてしまいます。運転手からよく見えないと通り過ぎてしまいます。素通りされないように大きくアピールしましょう。
下車する際も、早めに降車ボタンを押し、ドア近くに移動しましょう。特にラッシュ時は注意が必要です。また、日本に比べると運転はかなり荒いので、お子様連れの際は気をつけましょう。
■台北発着の長距離バス
都市間を結ぶ長距離バスも発達しています。台北―高雄間や台北―台中間などの主要路線では24時間体制で運行されています。本数が多く、運賃も安いのが魅力です。10前後のバス会社があります。
日本に比べると社内はゆったりとした贅沢な造りで驚かされます。3列シートは当たり前でトイレ付も基本です。中には、片側がそれぞれ一列でマッサージ機能やパーソナルテレビがついたものもあるほか、おしぼりやミネラルウォーターのサービスがあるデラックスバスもあります。